シアターP の呟き(もしくは嘆き)

洗濯教過激派

今日も我々はその自身による汚れを聖水で洗い落とし、天に供物として捧げなければなれない。

 

天に掲げるものは白くあらなければならない。

 

光と同色である白であらなければならない。

 

風と同臭、熱と同温である白でなければならない。

 

我々は天と共にあらなければならない。

 

 

 

Tシャツは紫色であってはならない。

 

天は紫色のTシャツをお許しにならない。

 

紫色は天のお気に召さない。

 

1000枚の紫色のTシャツも、1枚の白い靴下の片方の前にすら、無力である。

 

我々は天に順じなければならない。

 

 

 

白い大きなシーツを掲げなければならない。

 

掲げられる白いシーツの大きさが、天への敬仰心の大きさである。

 

紫の小さなハンケチではならない。

 

断じてならない。

 

紫の小さなハンケチは幸せすら呼ばない。

 

白い大きな布で出来た、影のこちら側で自己を省みなければならない。

 

白い大きな布で天との間に、明確な線を引かなければならない。

 

あちら側と、こちら側は別世界である。