シアターP の呟き(もしくは嘆き)

プリン ~その完全数的デザート~

 

数学の世界に完全数という概念がある(らしい)。

 

 

完全数:その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数のことである。

 

例) 6 (= 1 + 2 + 3)

  28 (= 1 + 2 + 4 + 7 + 14) 

  

が完全数である。『聖書』の研究者は、最初の完全数が 6 なのは「神が6日間で世界を創造した」こと(天地創造)、次の完全数が 28 なのは「月の公転周期が28日である」ことと関連があると考えていたとされる[1]

                     

                                  ―ウィキペディア

 

デザートの世界にプリンというものがあるらしい。

 

 

プリン:その食べ物自身の名前の語感が、その食べ物自身と等しいデザートのことである。

 

例)「プリン」=「プ」プルプル、プリップリ

        「リ」リンリン、リリリリ、リーンリーン

        「ン」単語そのものに締まりを与える、文字界のMr.フェードアウト

 

つまり、その食べ物の状態を形容する時にその食べ物の名前自身を形容詞化して使える、ということである。

 

 

A子:「プッリンプリン(形容詞的用法)のプリン(名詞的用法)だね。」

B子:「……そうね。」

 

 

「プ」「リ」「ン」の三文字のどれかを抜き取って別の文字を代入出来るか、考えてみよう。

 

「ケ」…「カ」行は棘のある音、硬質なイメージを想起するので不適

「ネ」…「ナ」行は密着感・粘着感のある語音なので不適

「セ」…「サ」行は清涼感、乾いた感じを与える為不適

 

要するに全然ダメである。

 

では各「パ」行、「ラ」行、+「ン」で考えてみよう

 

「ピロン」…「ピ」だと少しはしゃぎ過ぎている感が否めず、「ロ」は「リ」に比べ重量感を漂わせ振るえる感じが伝わりにくい。

「ぺルン」…「ペ」は発音された瞬間、イレギュラーな言葉が続く感じがしてしまう。例)ペ・ヨンジュン、ペレストロイカ、ペセタ。「ル」から「ン」の流れはまぁ良し。

「パレン」…「パ」は破裂音であるのと、「レ」は「ン」と並べられてもプリンの震えのニュアンスが伝わらない。

「プラン」…予定、計画。

 

 

上記より可能性として、「プリン」の代替案として「プルン」が残される。が「プ」と「ル」という「ウ」段の音が連続している為、発音しづらい。「プルン」を早く発音すると「プ」と「ル」の境界が分からなくなり、更に後ろに「ン」という消失音が続くので

 

「プルン」→「プゥン」→「プーン」→「プー」

 

となり聞き取りづらいことから、結局「プリン」がベストということになる。

 

 

であるからして、「プリン」がベストということになる。