シアターP の呟き(もしくは嘆き)

「もうダメです」

「ダメ」という言葉は割と強い否定のニュアンスを持っているのではないでしょうか?もともと、囲碁における戦略上役に立たない目(駒)のことを「駄目」と呼んだらしいのですが、それを自分や他人に対して使っているのです、今や。

 

「行動Aをやってはダメ」

「アイツはダメ」

「知人Bのダメなところ」

 

「違う」や「無理」という言葉が対人的に使い難い状況に現れた、強意の婉曲否定表現なのではないでしょうか?

 

私は以前バイト先を辞める時に、店側の反論可能性を完全に封じる一言を、接客しながら探していたことがあります。

そして推敲に推敲を重ね、昼休みに店長にこう告げました。

 

「限界です」

 

店長は引き止めることなく私を辞めさせてくれました(感謝!!)。

 

「私はもうダメです」だと励まされる慰められる可能性を残しかねないと思ったので、「限界」という言葉を使いました。

 

…つまり…まぁ、そんな事言っても、「ダメ」な時は「ダメ」なのです。