シアターP の呟き(もしくは嘆き)

ブログ「超悔しい出来事に遭遇=22????546.991°<その3>

そしてその「悔しい」は唯一の例外ではないらしいのである。

 

ブラジルに6年住んでいた日本人(以後Kさん、とします)によると、例えばsaudade(サウダージ)という単語は、{郷愁、望郷、懐かしさ}と辞書には記載されているが、Kさんによれば、少しニュアンスが違うらしい。

 

具体的には、Kさんは関西出身なのだが、関西地方にはsaudadeは感じないが、ブラジルには感じるということなのである。

 

私はすかさず

 

「距離的な問題なのですか?」

 

と聞くが彼女は上手く答えられないと返した。

 

その「saudade問題」を同僚日系ブラジル人Uさん(日本経済新聞を購読しているレベルの日本語理解度)にぶつけてみると、saudadeという単語には「恋しい」みたいなニュアンスが含まれているが、それと同じ感覚が「郷愁、懐かしさ」の中に含まれているのかどうかは、よくわからない、とのこと。

 

簡潔に書けば、この単語を使うその人の言葉の定義による、ということなのか。

 

私はKさんに

 

「私は東京生まれの東京育ちで、25歳まで東京に住み、今は一時的に埼玉の、やや外れに住んでいて、たまに東京に行きたくなります。この気持ちは東京に対するsaudadeでしょうか?」

 

と聞いたところ

 

「たぶん全然違うと思う」

 

との回答を頂いた。俺のsaudadeは何処に…。