シアターP の呟き(もしくは嘆き)

義務と自由と、うんこと権利 その2

 

「2005年8月31日あたりに、東京都は中野区にて自分の庭でうんこと残飯を煮炊きしていた男が、東京都条例違反で逮捕された。」


下記引用サイトhttp://www.tanteifile.com/diary/2006/07/11_01/

 

みたいなことがあったらしい(読売新聞、朝日新聞リンク切れ)。私は当時中野区在住の高校生であったが、友達同士で「うんこ煮炊きおじさんの家」を自転車で探しに行った(けど見つからなかった)。

 

私が調べた限り(ネットで。このあと本で調べますが…)、匂い(つまり臭い)を断ずる刑法は存在しない、らしい。(下記リンク参照)→ http://lmedia.jp/2014/05/01/52218/

 

上記サイト曰く

 

―「障害罪が成立するためには、故意に、相手が病気や目まいになるほどの悪臭を嗅がせる必要があるので、現実的には体臭・口臭が原因で障害罪で立件されることはまずないでしょう。体臭・悪臭は本人の自覚がない場合が多いため、故意がなく、相手がそれによって障害を負うことも実際には考えられないからです。」

 

しかし上記サイトはこう続ける

―「民事の不法行為は、刑事の犯罪と違って行為類型が厳密に定められていません。そのため、例えば、隣人がゴミ屋敷で年中強烈な悪臭が漂ってくるような場合には、引っ越し費用や慰謝料を請求できる可能性があります。」

 

本当に我が街中野が誇る「うんこ煮炊きおじさん」は逮捕されたのであろうか?であれば罪状は何なのだろう?「うんこ煮炊き罪」だろうか?

 

 

この事件は当連載「義務と自由と、うんこと権利」のモデルケースにかなり近い事件である。理由は

 

1,うんこである

2,犯罪である

3,逮捕である

 

ということである。モデルケースに近いが、参考にしかなりえないのは体臭・口臭における障害罪の場合、目まいや病気になるほどの臭いの強烈さと、故意の有無が問題になる、らしいのである。

これは、他人の体臭・口臭を面と向かって指摘するのは難しいということから、本人が自覚し難い、ということがある(それに体臭・口臭は本人が食べる物によるので)。

 

そしてなんといっても、うんこを漏らす場合、本人に自覚がないはずがない(私は今まで、うんこを漏らしたことに気付かなかったことはない)。しかし、故意にうんこを漏らすメリットが私には考えられないことから(あれば下の方にコメント下さい)、故意性はどちらかといえば無に近いだろう。「目まいや病気を引き起こす程の強烈さ」は対象者の体調にもよるが、体臭・口臭よりもうんこ臭の方が強いと考えられる。

 

つまり、故意性でいえば

 

1体臭・口臭<うんこ漏らし<うんこ煮炊き

 

だが臭いの強烈さは

 

2体臭・口臭<うんこ漏らし≦うんこ煮炊き

 

ここからは私の貧弱な想像力に頼るしかないが(何故なら、私は家の近くでうんこを煮炊きされたことがないので)、「うんこ漏らし」の臭いは「うんこ煮炊き」に匹敵しうる(<ではなく≦)のではないか、ということである。つまり、「うんこ漏らし」は犯罪に問われうるのではないか、というのが私の今の印象である。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    誰か (土曜日, 20 12月 2014 22:23)

    義務うんこの絵はシアターPさんが描かれたのですか?
    凛々しいですね。

  • #2

    P (日曜日, 21 12月 2014 00:24)

    Pです。
    凛々しいですが、私の書いたものではありません。きっとこの絵よりも凛々しい誰かが書いたのでしょう。